ビッグニュース!
Tumblr が Yahooと提携することになったという、このビッグニュースをこの場で伝えることができるのをうれしく思います。
これがどんなに素晴らしいことかを表現する前に、これだけはみなさんにお伝えしておきます。Tumblrサイトの色は紫にはなりません! 本社も移動しませんし、チームの編成も変わりません。もちろんロードマップも変更されません。何より「クリエイターに最高の作品を表現できるふさわしい場を提供する」というTumblrのミッションはこれからも変わることはないでしょう。
それでは何が変わるのでしょうか? Tumblr の中身やスピードがさらにパワーアップするのは間違いありません。今とりかかっている作業には何も変化は起きないし、歩いていく道のりも長いのです! ただ、自由に使えるリソースが増えるというだけのこと。
Yahoo はインターネット企業の草分け的存在。そしてマリッサ(訳注:Yahoo CEO)と彼女が率いるチームはインターネットを「究極の創造キャンバス」にするという私たちの夢に共感してくれています。彼女の力が借りられるということに、これまでにない興奮を覚えます。また、愛するコミュニティや製品には妥協しないというTumblrのビジネスに対するビジョンもまた同じものであることを確認しています。それにYahooもTumblrも、ロゴの最後を「ドット」や「ビックリマーク」で結んでいるとう共通点もありますしね!
Tumblrは常に、すべてはこの驚くべきこのコミュニティの支持によって支えられていることを念頭に置いています。みんなをがっかりさせるようなことはありません。
Fuck yeah!
デビッド

![Tumblrユーザーボイス: 神奈川県在住・岩田とも子さん。
定期的に山や湖などへ行き、そこで目につく植物や虫や動物などについて「観測」をして、その過程で収集したものを使ってアート活動などをされています。観測/観察結果をご自身のブログ「はじめの観測」に記録されています。
いつも身の回りで頻繁に見かけるけど、それが何なのかよくわかっていないものって結構ありますよね。そんな小さな疑問、好奇心からいろいろなアートが生まれます。
- なぜこのような身近な自然物の「観測」、勉強をされているのですか? また、どのように「観測」するものを選んでいるのですか?
もともと天体をテーマに作品をつくる活動をしていたので地球の重力、空の先や地面の下というものに興味がありました。Tumblrでの記録行為を“観測”と呼んでいるのも、地球が一つの天体であることを意識して活動を行っていることから“天体観測”のイメージが浮かび、そこから取ってきました。
地面をみているうちに「植物が地上では上を向いて茎を伸ばし、地下では下に向かって根っこを伸ばしている」という当たり前のことがとても不思議に思えてきました。
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植物をみていると自然と虫について知りたくなり、土が気になり、その土地自体について気になり…と次第にいろんな自然物への好奇心がわいてそれぞれ記録をするようになりました。同時に「なぜ興味がわいたのか」という理由についても記録するよう心がけています。その理由が作品のテーマに繋がれば面白いかなと期待しています。
はじめは「観測」するものを選ぶというよりも、とりあえず山へ行き「今の時期は何が目立って興味をひくのか」ということを考えます。何度も通ううち次第にその時期に何があるのかを覚えるようになってくるので、そうしたら的を絞って再び山へ通います。つまり選ぶ基準は「人間として気になるもの」です。美味しそう、使えそう、怖そうなど、そういう素朴な感覚を大事にしています。
- いつからこの「観測」を続けられているのですか? また、どれくらいの頻度で「観測」へ行かれるのですか?
本格的にはじめたのは2011年の春からです。東日本大震災後、なんというか「食べられるもの」とか「使えるもの」に対して純粋な欲求がうまれ、くすぶっていたところに、近所のおばあちゃんが山菜採りにいくというのでついていったのが最初です。はじめは目新しいものが多すぎて、得る情報の多さに戸惑ってしまい頻繁には通えませんでしたが、最近は1、2週間に一度は山に通っています。頻繁に通い過ぎると変化に気がつきにくいし、間をあけ過ぎると見逃すものも多いです。ほどよい頻度と1年の変化を何年分も重ねるてみることが良いみたいです。また平日は都内にいることが多いので、河川敷や道路沿いなどの記録も細々と行っています。
- この「観測」/勉強をされていて、いちばん面白いことは何ですか?
いちばん面白いのは“集める”という行為自体かもしれません。「この感覚はもしかすると狩猟採集民の名残りなのでは??」と勝手に思っています。子どもたちがカードゲームのカードを集めたりする感覚にも似ているかもしれませんが、図鑑に載っている三大○○みたいな植物の記録が全て揃ったりするとちょっと楽しいです。記録写真をTumblrにアップした瞬間に、カードのような存在になる感じも面白いです。
- 「もともと天体をテーマに作品をつくる活動をしていた」とのことですが、どのようなアート活動を行っているのですか?
個人的な体験をきっかけに作品をつくって発表したり、そこから派生する要素 (イメージのドローイングや、キーワード、自然現象の捉え方など) を使って子ども向けのアートワークショップを行ったりしています。また特定の場所に滞在し、その土地の持つ引力 (魅力) を形にする制作も行っています。昨年は新潟の莇平 (あざみひら) という集落に1ヶ月以上滞在し、畑をベースに作物の成長と天体の関係をテーマに作品を展開させていただきました。
莇平で制作していたのは「SILENT MIXER -The sun and the earth-」というタイトルの作品です。具体的にしていたことといえば、最初は「畑で作物を育てていただけ」ですが、「なぜ作物が育つのか」という基本部分に、「実は太陽と地球がひとつの巨大なミキサーになっているらしい。太陽が昼は上から茎を引っぱり、夜は下が根をひっぱっている。地球はその軸となっている」というストーリーを持たせて、畑を作り記録を続けました。畑は「SILENT MIXER」を研究するための研究所の役割を持ち、毎日起きる小さな現象、例えば葉っぱの色が変色することや虫の小さな動きまでもが時に天体的なストーリーを持ってしまう場所であるわけです。畑内に設置した研究用オブジェや「SILENT MIXER」の存在を描いたドローイングボード、また作品公開期間に来場した人によって記された畑の記録なども含めて、一つの作品として展開しました。
集落に住む誰もがそれぞれの畑を持っている莇平では、共通の体験と時間を得られる場所として畑が存在していたため、私自身もその土地について学びつつ作品を展開できたので面白かったです。また、畑に限らず植物が生えている場所であれば形を変えて展開できる作品だと思います。
- この「はじめの観測」も岩田さんのアート活動の一部なのですか? 最終的には、この「はじめの観測」で集めて調べたものや事柄を、どのように作品に生かしたいと思っていらっしゃいますか?
“はじめの”と名付けているように、まずは自然物に対する好奇心を自覚し徐々に広げていく、アートになるかどうかわからないゆるやかな初期段階の活動だと思っています。アートや作品にしようという意識よりも、純粋に好奇心を働かせ、観察をすることを活動の中心に据えています。集めた記録を表現することの繰り返しの中で、自然に作品が生まれるかもしれない、また「はじめの観測」を行うことによって、もっととんでもない他の作品が生まれるかもしれないと期待しています。集めたもの自体を使って作品にすることもあれば、集めたものから要素を引き出して作品にすることもあります。
また、「観測 (観察) する」「集める」「引き出す」といった流れは自然科学にちょっと似ていると思っていて、近年は自然学校の講師の方と共同で子ども向けのプログラムを行ったりもしています。他にも「どうやったらかっこよく記録できるかな」、「どういう保存法が適しているだろう」など、実際の観測/調査/収集活動が作品制作に繋がっている部分も多いかもしれません。
収集したものを実際に使った作品としては、「SF アグリカルチャー」というシリーズの作品の一部で「山芋探査機」などがあります。葉っぱや実などがすっかり少なくなった冬の時期に、枝に引っかかったままギラギラと目立つヤマイモの種を素材とした作品です。現在制作中のものはもう少しストレートに「はじめの観測」の流れを受けて作っていますが、まだ試行錯誤中です。](http://25.media.tumblr.com/79fb1382819e239ae1d241a34ac058e2/tumblr_mn3znyIy6d1qm46aqo1_1280.jpg)



![Tumblrユーザーボイス: 北海道在住・橋本わこさん。
着物の雑誌、「こゆるり」をほぼ一人で企画、制作されているフレッシュな現役大学生、21歳です。
「着物には片思い中で、まだ振り向いてくれなさそう」とおっしゃる橋本さんですが、将来は東洋のシャネルになりたい、パリコレに参加できたらなど、まさに夢と野望に燃える大和撫子ここにあり。撮影や編集作業の様子や、着物の制作の様子、他にもかわいいファッションのイラストなどをブログ「ワコスタイル通信」と「わこすたいる」にアップされています。
- なぜ、そもそも着物に惹かれたのですか?
母と祖母が着物をよく着ていたので、着物は身近な存在でした。小学生のときに「豆千代の着物モダン」という本を見て、こんなにかわいい着物があるんだ!!と衝撃を受けたのが最初だった気がします。
本格的にのめりこんだのは、高校2年生の時、アンティークショップで掘り出し物の浴衣を買ったときです。1000円でこんなに素敵な着物が買えた! とまた衝撃を受けて、そこから着物の本を買い漁って勉強しました。
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- 雑誌こゆるりをすべて自分で作られているということですが、どういう経緯で作ろうと思われたのですか? 簡単に作業内容を説明していただけますか?
短大の卒業制作で、今までの集大成として着物の雑誌を作ってみようと思ったのが始まりです。雑誌という媒体を選んだ理由は、着物と洋服を同じ感覚で見てほしかったためです。
カメラマン・モデル・ヘアメイクさん (みんなアマチュアか、専門分野を現在勉強中の大学生の友達などで、モデルさんについてはほとんどモデル経験のない方ばかりです) は、他の方がやってくれているので「すべて自分で」というわけではありません。2013年5月1日発行の第2号からはデザイナーも一人加わったので、ひとつのチームが出来上がりつつあります。
雑誌の制作の進め方はこのような感じです。
①おおまかなテーマを決める
テーマを決めてからざっくりと本の中身を練っていきます。
②細かい内容を決めていく
着物のイメージやモデルさんは誰にするのか、取材するお店はどこにするのかという細かい所を詰めていきます。この段階で考えた案から全くぶれないこともあるし、この後ガラッと変えることもあります。
③アポを取る
モデルさん、取材したいお店、撮影場所などに全て連絡して許可を得ます。
④取材やサブメインの撮影
ここで初めて他のスタッフと共同で行う作業が始まります。
着物の似合うスポットを特集する「今日のキモノスポット」という特集では、お店の店主さんとモデルさん、カメラマンさんと撮影していきます。お店の方がいつも親切にしてくださるのでとてもありがたいです。
⑤エッセイやコラムを書きながら、メインの撮影への準備
雑誌に載っているエッセイやコラム、4コマ漫画はすべて私が書いています。文章とイラストを書きながら、同時進行でメインの撮影に向けて衣装を作ります。
⑥メイン(雑誌を開いて一番最初の特集)の撮影
この準備や撮影が一番緊張します。カメラマン・モデル・ヘアメイクさんと撮影場所へ行き、カメラマンさんと打ち合わせして、撮影場所の設営なども行い、ヘアメイクが整ったら衣装を着せて撮影スタートです。大まかにどんな写真が欲しいかはすでに決まっていますが、カメラマンさんとモデルさんの技量次第でさらに良い写真が撮れるのでドキドキします。
⑦入稿に向けて、細かい所の見直し
完成間近になると誤字脱字の校正など細かい所の訂正をします。それから入稿です。
⑧製本された雑誌を読者に送る
印刷会社から製本された本が届き、それを自分で作った付録と一緒に読者様へ送ります。
- 着物をご自分で作られているとのことですが、実際に着物を作る作業はどのように勉強されたのですか?
着物自体は短大に入ってから独学で作り始めました。
着物の本などを手がかりに自分なりに解釈して作っていることがほとんどです。裁縫に関して一番参考にしているものは、中原淳一による「戦後、物がない中で作る着物」というテーマのコラムです。新聞だったか雑誌だったかは昔のものなので覚えていませんが、少ない布でシンプルにどうやって作るかがわかりやすく書いてあって、穴が空くほど読みました! 着物は布がたくさん必要なのですが、学生だしお金もないし…ということで非常に参考にしています。
染物は短大の授業でちらっと教わったものを、自分なりに応用しています。シルクスクリーンなどのプリント技法は、別の大学や工房に出向いたりして教わりました。我流がところどころ混ざっているので、専門の方からしたらヒドイと思われるかもしれませんが。
- これから着物をファッションのメインストリームへと送り込むためには、こゆるりの発行以外にはどういうアプローチをしていこうとお考えですか?
雑誌以外で精力的にやっていきたいアプローチとして、ファッションショーに参加したりもしています。それも洋服ばかり出ているショーにドーンと着物で。
正直、満足のいくショーの環境(ステージや周りの雰囲気や人について)に出会ったことがないので、これからの出会いに期待しています。自分の作品のクオリティもほめられても、まだまだこんなものじゃないと思うばかりです。
あとは、着物しか着ない若いタレントさんが出てきたりすると面白いのかなと考えたりします。
- 着物を難しいものとして敬遠しがちな現代の日本人に、こんな着物の着方もあるよ、こんな気軽な着物もあるよ、というようなアドバイスなどはありますか?
まずは着てみることです!
着物も洋服も慣れです。着物の本を買うと必ず着物の着方が載っているので、まずはそれを見て着てみてください。習わないと着れないものでは決してありません。習うとしたら自力で何回か着てからの方がいいと思います。
私は北海道に住んでいるので冬に着物を着るときはブーツを履きます。雪用の草履でも雪が多くてちょっと無理があるので、ブーツだとオシャレで楽だし安心です。
- 今後、将来の目標は何ですか?
こゆるりの発行はずっとやっていきたいと思っています。
ファッションショーも、もっと納得のいくものができたらと考えています。パリコレに参加できたら最高です!
小さくてもいいのでお店も持ってみたいですね。着物だけでなく、日本文化全体にスポットがあたって、日本人自身が「日本ってすごい!」と思えるきっかけになる活動をしていきたいです。](http://25.media.tumblr.com/e7baf353beccf09e8cf43dcc65cd236a/tumblr_mmh7mf4yDt1qm46aqo1_1280.jpg)